行事レポート (世界のひろば ~ブラジル(アマゾナス州)編~)

世界のひろば ~ブラジル(アマゾナス州)編~

さがみはら国際交流ラウンジでは、6月15日(日)、大野南公民館において、国際交流イベント・世界のひろば「ブラジル(アマゾナス州)編」を、ブラジル出身で、相模原市在住のトーレス・ヨナスさんを講師にお迎えして、ブラジルとヨナスさんの故郷であるアマゾナス州について紹介しました。

講演では、はじめにブラジルの概要について、ブラジルが南アメリカ大陸最大の領土・人口を擁する国で、内陸には世界最大の熱帯雨林地帯の「アマゾン熱帯雨林」があり、そこには世界最大級の水量を誇るアマゾン川が流れていることや、ブラジルは先住民をはじめ、ヨーロッパ、アジア、アフリカの国々から、人種、言語、宗教、習慣等が異なる多くの人々が移り住んだ歴史的な背景もあって、多種多様な文化を形成していると話しました。

また、サッカーが国民的スポーツであり、カーニバル、サンバ、ボサノヴァなどの音楽と踊りは、ブラジルの人々にとって、切っても切り離せない文化・芸術であること。そして、ブラジルの食文化もまた、多種多様でとてもカラフルであり、シュラスコ、アカラジェ、パステウ、フェイジョアーダといった料理が有名とのことでした。そして、忘れてならないのは、日本の人々も大好きなコーヒーについては、長年にわたり世界一の生産量を誇っているとのことでした。

つぎに、ヨナスさんの故郷のアマゾナス州(人口約421万人)は、ブラジル最大の面積(約156万㎢(日本の約4.2倍))を有し、アマゾン熱帯雨林に囲まれた地域であり、州都のマナウス(人口222万人)は、アマゾン川とネグロ川の合流地点に位置し、アマゾナス州における、経済・文化・観光の拠点であり、「ジャングルツアー」や「アマゾン探検」の出発点として、観光客に絶大な人気があるので機会があればぜひ訪れて欲しいと話しました。

最後に、農業や聖人への感謝を祝い、6月にブラジルで行われる伝統的なお祭りである「フェスタ・ジュニーナ」において踊られる民族舞踊「フォホー」を、この講演会に参加した皆さん全員で楽しく踊りながら、このイベントを終了しました。