コーヒーブレイク(月刊レポート)2023年8月号
マーシャル・エリオット・ギンズラー・バイナー交流員
自己紹介、相模原とトロントの夏の違い
こんにちは。マーシャル・エリオット・ギンズラー・バイナーです。マーシャルと呼んでください。カナダ・トロント出身です。大学卒業後、大学院で理学療法を勉強し、理学療法士資格取得後約 1 年半トロントの病院とクリニックで働いて参りました。 16 歳の頃から勉強している日本語を生かしたり人の役に立つために使ったりしたくて交流員の仕事に挑戦すると決心しました。趣味はサッカー、ギター、日本語の勉強です。これから一年間、毎月コラムを書かせていただくことになりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、 2023年8月下旬に入ったということで、今回のコラムでは出身地のトロントと相模原の夏について綴りたいと思います。 2023年8月9日から相模原に住んでおりますが、印象的なのがやはり天気です。出身地のトロントより暑く、圧倒的に湿気が多いです。トロントの空気はもっとカラッとしていて過ごしやすいです。この間、初めて相模原でフットサルをしましたが、ものすごく蒸し暑くて着替えるだけで一試合分くらいの汗をかきました。言うまでもないですが、フットサルが始まり、最初の 10 分でもうへとへとでした。
そんな蒸し暑い、しかも日差しの強い相模原で、トロントと違った相模原市民の夏のファッションや冷却グッズ、過ごし方、生き物の存在が目立ちます。夏に街を歩く人々が冷却タオルを首からぶら下げたり、アームカバーを付けたりしている姿はトロントでは見たことがありません。あと、洗濯物の物干しも目立ちます。トロントでは、多くの家では乾燥機が置いてあるので、外で干す必要がありません。外の物干しの経験が少ない私がこの間苦戦しました。朝からベランダに洗濯物をかけたのですが、午後に家に帰るとほとんどの服がまだ濡れていて、トロントで見たことがない全長 3 センチくらいの蜂が下着を襲っていました。蜂が去っていく瞬間を待ち伏せ、猛スピードで洗濯物を全部中に持ち込み、リビングの壁やトイレの突っ張り棒にかけました。このアパートが洗濯物づくしになってしまったエピソードは決して忘れないと思います。ちなみに蜂だけでなく、ここの蝉の鳴き声も気になりました。トロントにも蝉がいますが、ここほど声が大きくありません。
相模原にどんな秋が私たちを待っているのかを楽しみにしております。