コーヒーブレイク(月刊レポート)2023年9月号

マーシャル・エリオット・ギンズラー・バイナー交流員

日本の自然・温泉の魅力

こんにちは。国際交流ラウンジのマーシャル・エリオット・ギンズラー・バイナーです。残暑が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

8月に日本に来てから同僚や友達、たくさんの方に「日本はどう?」などと、私が持つ日本の印象、日本の好きなところについて聞かれるようになりました。日本文化のいろいろなところが好きですが、この前初めて山登りし、日本の自然の美しさと温泉が特に魅力的だなと思いました。9 月の頭に同僚二人と一緒に丹沢山地の塔ノ岳に登りました。山の道では緑に囲まれ、山の上から海も街も森も見え、山ならではの美しさを味わえました。山から降りてからは、同僚と一緒に温泉に行きました。露天風呂で木漏れ日を浴びながらお湯に浸かったりサウナで汗をかいたりし、山登りでクタクタになった体の疲れが気持ちよく取れました。

上手く説明できませんが、自然に触れると何だか心が落ち着き、気分転換ができるように思います。そして、言うまでもありませんが、温泉は最高に気持ちいいです。生まれ育ったカナダ・トロントの郊外と違い、日本の町はいつでも山・海・川などが見えるところがたくさんあっていいなと思いました。そして、各地に気持ちよく、しかもお手頃な値段で身体を休ませたり寛いだりすることのできる銭湯・温泉施設があることの良さを再認識しました。トロントでは、こちらほどお風呂の文化が浸透していないのです。トロントの人は家ではお風呂に浸かる人が少なく、お風呂とトイレが大体同じ部屋にあります。私は同僚と話して、日本人が日頃からよくお風呂に浸かることを聞いて驚きましたが、今までの温泉の経験を振り返ると、確かにお風呂に浸かる価値はあると思いました。

これからも、日本の自然、温泉を思う存分堪能していきたいと思います。