行事レポート(世界のひろば ~バングラデシュ編~)
世界のひろば ~バングラデシュ編~
4月16日(日)大野北公民館で、『世界のひろば』が開催されました。
スピーカーは、バングラデシュ出身のアキ・ヌルンナハルさんです。
日本語の勉強のために、7年前に来日したそうです。
日本からの直行便はなく、飛行機を乗り継いで10時間~12時間かかる遠い国ですが、バングラデシュと日本の国旗はとても似ていて、親しみを感じました。
国民の85.31%がイスラム教徒だということで、日常生活にも深く宗教が関わっているとのことです。
イスラム教には、ラマダンと呼ばれる断食があり、この期間は日の出から日没までの飲食が禁止されています。それだけではなく、喫煙や喧嘩なども禁止されているそうです。
普段信仰があまり深くない人も、ラマダンの間だけはきちんと守ると聞いて、バングラデシュの人達にとって宗教の教えがいかに重要なのか感じることができました。
ラマダンは30日間続くので、ラマダン明けにご馳走を食べるイードと呼ばれるお祭りを皆さん楽しみにしているそうです。
バングラデシュでは、常に家の前にリキシャと呼ばれる乗り物が待っていて、出かけるときはリキシャを使うのであまり歩くことはなく、日本に来て大変なのは常に歩かなくてはいけないこと、だとおっしゃっていました。
このリキシャは日本の人力車からきているそうです。
お国のご紹介の後は、クイズと質疑応答の時間があり、アキさんと参加者の皆さんで、楽しく交流を深めました。